旬のおすすめSEASONAL SPECIAL
『あぐりパーク食彩村』のある愛知県は「ふき」の収穫量が日本一。「ふき」は野生のものも含めると200種類以上の品種があるとされていますが、現在流通している「ふき」の約6〜7割が、江戸時代の終わり頃に愛知県で作られた「愛知早生ふき」なのだそうです。
愛知産の「ふき」は軟らかくて食べやすいのが特徴。お馴染みの煮物、和え物、おひたしなどはもちろん、さっと茹でてサラダにしたり、他の野菜と一緒に炒めたりして、歯ごたえを楽しむのもおすすめです。濃い味付けで佃煮風に炊き上げるきゃらぶきも美味しいですね。。
カリウム、食物繊維、クロロゲン酸(ポリフェノール)など。
95%以上が水分で低カロリーの「ふき」。食物繊維も豊富なので、ダイエットにも効果的なヘルシーな野菜です。カリウムはむくみ防止にも。クロロゲン酸などのポリフェノール類も比較的多く含まれており、動脈硬化や高血圧などを予防するといわれる抗酸化作用が注目されています。
太さに極端な差がなく均一で、根元を持ったときにあまりしならないもの、張りがありピンとしているものを。葉がみずみずしく鮮やかな緑色のものを選びましょう。愛知早生の場合は、茎が太すぎず、空洞が大きすぎない物の方が柔らかくておすすめです。
「ふき」は日持ちがせず、時間がたつとアクが強くなるので、なるべく早く下処理を。塩茹でしたふきは、水をはった密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。水は毎日替えましょう。下処理の時間がない場合は、葉と茎を分けて湿らせた新聞紙などに包み、冷暗所または冷蔵庫で保存します。