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冬「シクラメン」

クリスマスプレゼントやお歳暮など、最近では冬のギフトとしての需要が高まっている「シクラメン」。冬の屋内を彩る美しい鉢花として重宝されています。比較的世話が楽で、開花時期が長いことも人気の理由です。

愛知県は全国第2位の産出額を誇りますが、中でも田原市・豊橋市は県内でも指折りの産地として、たくさんの「シクラメン」が栽培されています。

香りシクラメン

「シクラメン」は毎年新しい品種が発表されているほどバリエーション豊富な花ですが、最近注目されているのは香り付きの「シクラメン」。「シクラメンのかほり」という歌がありますが、実はこれまで流通してきた多くの「シクラメン」にはほとんど香りがありませんでした。

しかし、最近では花の美しさに加えて香りにもニーズが高まり、豊橋市老津町の「菜ッ花園」さんでは、今年初めて「香りシクラメン」を出荷。バラとヒヤシンスの香りで、購入されたお客さまから優しい香りで心が癒されるとたいへん好評だったそうです。

フェアリーピコ

また、花の品質も次々に進化している「シクラメン」。

小さめの半八重咲きの花を咲かせる「フェアリーピコ」は、花粉が少ないので花持ちが良く、長い期間花を楽しむことが出来る品種です。鉢ではもちろん切り花としても利用できるのだとか。

色や形、香りもいろとりどり。あなたにぴったりの「シクラメン」を選んで、クリスマスやお正月のお部屋をさらに華やかにかざりませんか。

● 質の良い「シクラメン」を購入するなら12月

暑さに弱い「シクラメン」。気温が下がる11月下旬から12月頃の方が品質が安定するのだそうです。
お歳暮やクリスマスのプレゼントにもぴったりですね。

● 選び方のポイント:葉に注目

葉1枚に花が1輪咲く「シクラメン」。選ぶときには葉の枚数に注目を。葉に張りがあってしっかりしてかどうかも確認しましょう。花の茎がしっかりしていることも選び方のポイントです。

● 暖か過ぎず寒すぎず

日当たりが良いところに置いていただきたいのですが、暖か過ぎるのは苦手。暖房をしていない玄関、窓辺、縁側などが最適な置き場所です。温風には決してあてないように。ただし寒すぎても枯れてしまうのでご注意を。

● 乾燥は苦手です

底面給水の場合は、受け皿の水がなくなったら必ず水やりを。普通鉢の場合は、土が乾いたら底から水が出るくらいにたっぷりとあげましょう。このとき葉や球根に水がかからないように注意しましょう。

● 咲き終わった花はその都度摘み取って

色があせてきたら、その都度花茎ごと引き抜きます。茎を折れたままにすると腐って株を痛める場合もあるので残さないように。リン酸、カリが多く含まれた液肥を10日に一回程度与えると、次々と花が咲いてきます。

食彩村での店頭販売

田原市内のシクラメン生産者で作る「渥美シクラメン研究会」の皆さんには、毎年『食彩村』で「シクラメン」即売会を開催していただいています。

ピンク、白、赤などのおなじみの色はもちろん、イエローやブルーの珍しい「シクラメン」も登場。生産者とお客さまが直接ふれあえる貴重な機会となっています。

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