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夏「新玉ねぎ」

愛知県は日本一の「いちじく」の産地。県内では西三河での生産量が多いですが、豊橋市や田原市でも盛んに栽培されています。ハウスものは5月頃から店頭に並び始めます。6月半ば過ぎからはいよいよ露地ものが登場。夏の暑い日に、よく冷やした「いちじく」を食べると格別美味しく感じられますね。

旧約聖書のエデンの園にも登場する「いちじく」。日本へは江戸時代に長崎にやって来たのがはじまりとされています。しばらくは“薬”として用いられ、便秘予防、咳止め、イボとりなどなど、民間療法で大活躍しました。“不老長寿の果物”という呼び名もその頃つけられたものかもしれません。

現在では、美肌づくりやホルモンバランスを整える、といった女性にうれしい効果が期待できる果物として「いちじく」が注目を集めています。そのまま食べたり、生ハムと合わせたり。ワイン煮や揚げ物などで温かくしていただくのもおすすめ。ジャムやゼリー、ドライフルーツなどにすれば、いつでも手軽に「いちじく」を味わうことが出来ます。

「無花果」だけど花はある

漢字で「無花果」と書いて「いちじく」。でも、実際には花はちゃんとあります。花が咲く場所は実の中。私たちが食べている無数のつぶつぶが花なのです。外からは花が見えないので、花の無い果実と呼ばれるようになりました。

【栄養価】

ペクチン、カリウム、カルシウム、鉄分、ビタミンEなど

【効用】

水溶性食物繊維ペクチンは便秘予防の効果があります。また、高血圧や動脈硬化の予防に役立つカリウムも比較的多く含んでいます。古くは“薬”としても用いられてきた「いちじく」は、二日酔い、喉の痛み、イボ取り、痔などの民間療法に使われてきました。

【見分け方】

ふっくらと柔らかくみずみずしいもの、赤褐色の皮につやとハリがあるものがおすすめです。先の方に裂け目が出来はじめ、ヘタの近くまで熟しているものが食べ頃。ただし、裂け目が大きくなりすぎた物は熟しすぎなので注意しましょう。

【保存方法】

保存が難しい「いちじく」。乾燥させないように、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。なるべく早めに食べきるようにしましょう。保存する場合はジャムにするのはいかがでしょう。ペクチンが多いのでジャムに向いている果物です。

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