ニュース配信

旬のおすすめ

旬のおすすめSEASONAL SPECIAL

バックナンバーはこちら

夏「とうもろこし」

夏休みの思い出と一緒に、かぶりとかじりたい「とうもろこし」。豊橋市、田原市は愛知県内でも主要な産地であり、全国的にも産出額の上位を占めています。『食彩村』の店頭には、この時期「ゴールドラッシュ」「味来」「おひさまコーン」といった甘くて美味しい品種がたくさん並んでいます。

「とうもろこし」は、米、麦と並ぶ世界三大穀物のひとつで、世界のさまざまな地域や場面で大活躍。パンやコーンフレークにするもの、コーンスターチにするもの、バーボンウイスキーの原料に使われるもの、家畜の飼料になるものなど、それぞれ種類が異なります。最近では、バイオ燃料の原料としても注目されているのはご存じのとおりです。私たちが普段食べているのは、スイートコーン(甘味種)と呼ばれ、その名のとおり糖度が高く甘みのある品種です。

「とうもろこし」は収穫直後から急速に甘みと栄養が減ってしまうので、なんといっても新鮮さが決め手です。とれたて新鮮な「とうもろこし」を味わえるのは産地ならでは。ゆでたり焼いたりはもちろん、スープやサラダ、混ぜご飯などなど、彩りも一緒に美味しくいただきましょう。

ひげの本数と粒の数は同じ

「とうもろこし」のひげは、実を付ける“めしべ”なので、1本1本がそれぞれ粒に繋がっています。つまり、ひげの本数と粒の数は同じ。ひげが多いほど粒が多いことになります。店頭で選ぶ時には、ひげがふさふさしているかどうかもチェックしてください。

【栄養価】

炭水化物、ビタミンB1、B2、E、食物繊維、リノール酸など。

【効用】

主な成分は糖質(炭水化物)で、エネルギーの補給源に。胚芽に含まれるビタミンは糖質を効率よくエネルギーに代えてくれるので、夏バテの回復にも役立ちます。また、必須脂肪酸の一つであるリノール酸も豊富。リノール酸はコレステロール下げるので、動脈硬化予防が期待されます。

【見分け方】

外皮がみずみずしく濃い緑色で、先端まで実が入っていてボリューム感があるものを選びましょう。ひげは褐色あるいは黒褐色のものが完熟しています。ひげがたくさんある方が粒がぎっしり詰まっています。粒が大きくふっくらしていて、大きさが揃っているかどうかもポイント。

【保存方法】

時間とともにおいしさが減少するので、できるだけその日のうちに食べることをおすすめします。保存する場合は皮付きのままラップをして、野菜室に立てて保存しましょう。皮をむくのはゆでる直前に。ゆでた後は熱いうちにラップをすれば冷めてもしわになりません。冷蔵庫での保存は2、3日が限度。冷凍する場合は、3cm程度の輪切りにするか、粒をはずしておくと後で利用しやすいでしょう。

バックナンバーはこちら

pagetop