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冬「みかん」

こたつに「みかん」、は冬の定番。1日2〜3個食べれば1日に必要なビタミンCが摂れるとも言われ、寒い季節の風邪予防にも活躍してくれる、美味しくて頼もしい果物です。

田原市のみかん農家・黒田さん
豊橋・田原地域は、全国的に有名な『三ヶ日みかん』の産地・浜松市のすぐお隣。ここ『食彩村』では11月に出回る「極早生みかん」に始まり、2月の「青島みかん」まで、三ヶ日とはひと味違う美味しい「みかん」が店頭に並びます。

特に1日の日照時間の長い渥美半島は「みかん」の栽培に適しているため、甘味と酸味のバランスのとれた質の良い「みかん」が生産されています。

「みかん」は、木が古い方が甘味が出ると言われ、程良い年輪の木で大切に育てられた果実は一度は食べたい味わい。田原市のみかん農家・黒田さんが丹精込めて作った『伊良湖娘みかん』は、店長のイチオシです。

手が黄色くなる?

「みかん」を食べ過ぎると手が黄色に。カロチンが血液に蓄積されて皮膚の脂肪が着色されることで起こります。これは「みかん」に限ったことではなく、ニンジン、カボチャ、トマトなどの緑黄色野菜の摂り過ぎでも同じ。特に健康上の問題はありませんが、過ぎたるは・・・ほどほどにいただきましょう。

【栄養価】

ビタミンC、カロチン、ヘスペリジン、食物繊維、クエン酸など。

【効用】

ビタミンCが豊富なので、風邪の予防や肌荒れを防ぐ効果が。白い筋にはヘスペリジンというポリフェノールの一種が含まれており、毛細血管の強化、血中コレステロール値の改善などに効果が期待されます。袋や筋には食物繊維も豊富なので、袋ごと食べるのが良いでしょう。

【見分け方】

橙色が濃く、果皮がやわらかく、しっとりした感じのものを選びましょう。皮のツブツブは細かくつまっているものを。ヘタの色が黒に近いものは切ってから日数がたっているので、緑や黄緑のものが良いでしょう。軸が太いものは大味の場合が多いようです。

【保存方法】

風通しのいい冷暗所で保存しましょう。箱入りのものはフタを開けたままにして新聞紙をかぶせておきます。1つでも痛んだものがあると次々に痛んでしまうので、時々チェックを。つぶれやすい下の方から食べましょう。

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