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春「菜の花」

一面の黄色の花畑が一足早い春を告げる「菜の花」。田原市は「菜の花」の名産地として、毎年1月から3月まで『渥美半島・菜の花まつり』を開催。いたるところに広がる黄色のじゅうたんを見ようと、多くの来場者でにぎわいます。

期間中、周辺の飲食店で、パスタ、天ぷら、鍋物、丼物、ケーキ、ジェラートなどなど、趣向を凝らしたメニューをいただくことができるのも楽しみのひとつです。

ここ『食彩村』の出荷者の約3分の1は田原の生産者なので、まだ寒さを感じる頃から店頭には「菜の花」が豊富に並べられます。「菜の花」「なばな」のラベルを目にすると、気分は一気に春。色あざやかな緑色と独特のほろ苦さが食卓にも春を感じさせてくれます。

つぼみを食べる「菜の花」は、花を咲かせるための栄養をたっぷり含んでいます。季節の風物詩としてだけでなく、栄養満点の野菜として積極的に食卓に並べてはいかがでしょう。おひたしや辛子和えなど定番メニューはもちろん、パスタやグラタンなどにアレンジしてみるのも楽しそうですね。

白菜もキャベツも、ホントは「菜の花」

「菜の花」とはアブラナ科植物の総称。実は、白菜もキャベツもブロッコリーも、みんな「菜の花」なのです。一般的に「菜の花」と呼ばれている植物は「ナタネ」と言って、「菜種油」を絞る目的で栽培されたことから「アブラナ」とも呼ばれます。

【栄養価】

βカロチン、ビタミンB1・B2、ビタミンC、カルシウム、鉄分など

【効用】

βカロチンやビタミンCの含有量は、野菜の中でもトップクラス。免疫力を高める効果に加えて、お肌を美しくする美肌食材としても期待されています。ビタミンCは水に溶けやすいので、長く茹ですぎたり、水にさらしたりしないよう注意しましょう。

【見分け方】

花が咲くとえぐみがでるので、つぼみの状態が食べ頃です。つぼみが締まっていて揃っている物、茎や葉がやわらかくて切り口がみずみずしいものを選びましょう。あざやかな緑色のものがおすすめです。

【保存方法】

濡らした新聞紙やクッキングペーパーに包んで冷蔵庫の野菜室へ。畑に生えているときと同様、立てて保存するとより長持ちします。一度に食べきれない場合は、固めに塩茹でしたものを冷凍保存をしておくと、調理に便利です。

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