旬のおすすめSEASONAL SPECIAL
「茄子」はキッチンの優等生。煮る、焼く、蒸す、炒める、揚げる、そのまま漬け物に、などなど、バラエティ豊かな調理方法が魅力です。切ると水分が蒸発して変色してしまうので、水にさらす、切り口にごま油を塗る、油で調理するなどひと手間を。風味をそこなわずおいしくいただけます。
豊橋市では明治末期に栽培が始まり、現在ではハウスによる促成栽培を中心として、露地ものも生産されています。このエリアの主力商品は、皮も果肉も柔らかく、どんな料理にも相性のよい「千両なす」ですが、『食彩村』では他にも「天狗なす」「長なす」「福良なす」など、さまざまな種類が店頭に並びます。漬け物用のお値打ち商品もアリ。ぜひチェックしてみてください。
カリウム、カルシウム、ビタミン類
ほとんどが水分で、体を冷やす作用がある「茄子」。昔からのぼせやほてりに食べると良いと言われてきました。皮の紫色は、ナスニンとアントシアニンという色素で、ポリフェノールの一種です。ポリフェノールには抗酸化作用があり、血液サラサラ効果が期待されています。
皮にツヤと張りがあり、紫色の濃いものを選びましょう。ヘタ部分が鋭く、トゲがとがっているほど新鮮です。ずっしりとした重量感のあるものがおすすめ。
水分が蒸発しないように、1個ずつラップにくるんで冷蔵庫の野菜室へ。冷やしすぎは禁物です。5℃以下にならないように調整を。冷蔵庫に入れるとかたくなって風味が落ちるので、早めに食べましょう。