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冬「キャベツ」

シャキシャキとした歯ごたえとほんのり甘い美味しさが特長の冬(寒玉)キャベツ。巻きがしっかりとしていて、葉が固めで煮くずれしにくいので、ロールキャベツや鍋物などの煮込み料理にぴったり。寒い日の食卓を暖かく演出してくれる、冬の食材の代表選手です。

柔らかな春キャベツも美味しいですが、葉のしっかりとした冬キャベツはお好み焼きなどにもぴったり。関西地方で根強い人気を誇っているというのもうなづけます。

愛知県、特に豊橋から渥美半島にかけてのエリアは、冬キャベツの一大生産地。真冬でも栽培できる温暖な気候と成長に必要な水に恵まれ、日本一の生産地として、11月から3月頃まで全国に出荷されています。

田原市では、期間限定のこだわりキャベツとして「トンガリボウシ(ペイズリーキャベツ)」が登場。その名前の通りとんがり帽子のような形がユニークになこのキャベツは、甘みが強くサクサクとした食感で、サラダにもおすすめ。1月頃から店頭に並びます。

生野菜を食べるきっかけはキャベツから

衛生面の問題などから、野菜を生で食べる習慣がなかった明治時代までの日本。銀座の洋食店の人気メニュー・カツレツの付け合わせとして出されたキャベツの千切りが、日本人が生野菜を食べるきっかけになったと言われています。

【栄養価】

ビタミンC、食物繊維、ビタミンU、カリウムなど。

【効用】

ビタミンUの別名は「キャベジン」。胃腸薬の名前としても有名なこの成分は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防に効果があると言われています。また、ビタミンCも豊富。美肌効果、風邪予防、疲労回復などの効果が期待できます。

【見分け方】

切り口が新しくみずみずしく変色していないものが新鮮な証拠。冬キャベツは、巻きがしっかりとしていて、大きさの割にずっしりと重みのあるものを。

【保存方法】

水にぬらした新聞紙にくるんで冷蔵庫へ。土に植えられている時と同様、芯を下にして置いてください。

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