旬のおすすめSEASONAL SPECIAL
豊橋では明治40年に営利栽培に成功したと言われる、長い栽培の歴史を持つ農作物。近年では温室やビニールハウスでの栽培がメインなので、1年中収穫が可能です。
最近では、糖度9以上、糖度7以上といった高糖度トマト(通常は糖度6度くらい)の栽培も話題に。
通常に比べて極力水を控える栽培方法によって、実が凝縮した甘い「トマト」が収穫できますが、この方法は気温の変化に弱く、生産者にとっての苦労も多いのだとか。手間をかけてじっくり育てた美味しい「トマト」をぜひ味わってみてください。
リコピン、ビタミンC、ビタミンB群、カリウム、マグネシウム、カリウム、鉄分など
「トマト」の赤い色素成分『リコピン』には、生活習慣病の原因となる活性酸素を消去する働き『抗酸化作用』があることが知られています。リコピンは油に溶けやすいので、生よりも油を使った料理が効果的。その他、ビタミンやミネラルもバランスよく含んでいます。
全体に色ムラがなくハリとツヤがあるものを選びましょう。ヘタがあざやかな緑色でピンとしっかりしているかどうかもポイント。同じ大きさなら、丸くてずっしりと重みのある方がおすすめ。水に沈むものは、糖度が高くて甘い「トマト」です。
真っ赤に完熟したものは、ジッパー付きの保存袋などに入れて口をしっかり閉じ、冷暗所か冷蔵庫へ。トマトが重なり合わないように注意し、ヘタは下向きに。緑色の部分が残っているものは、常温で追熟させます。たくさんある時は、ドライトマトやトマトソースにして保存食に。