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梨

秋「梨」

シャキシャキとした歯ごたえと、みずみずしい果肉がさわやかな「梨」。ほのかに甘いたっぷりの果汁が、夏の暑さに疲れた体をいやしてくれる果物です。万葉集や日本書紀に登場するなど、日本人とは長いお付き合いの食べ物でもあります。

豊橋では明治末頃から栽培が始められ、現在では、果肉が柔らかく香りがあり果汁も豊富な『幸水(こうすい)』を中心に、『豊水(ほうすい)』『新高(にいたか)』などを栽培。夏から秋まで様々な品種リレーで、比較的長い期間市場に出荷しています。

市場に出荷する際には、人の目でキズや汚れを厳しくチェックするだけでなく、最新の光センサーを利用して糖度、熟度などを判定し、品質の良い「梨」を消費者の皆さんにお届けするように努めています。

お肉の後には梨のデザートを

「梨」にはタンパク質を分解する酵素が含まれているので、お肉料理の後のデザートとして食べれば、消化を助けてくれます。また、肉を柔らかくする働きもあるため、煮込み料理などに活用すると良いでしょう。

【栄養価】

食物繊維、カリウム、ソルビトール、ペントサンなど

【効用】

約90%が水分。ほのかな甘さの成分であるソルビトールは、喉の痛みをやわらげ、咳を鎮める効果があります。また、特有のシャリ感は石細胞という繊維のかたまりによるもの。便通を促し、腸の働きを整えます。

【見分け方】

皮に張りと光沢があり、手に持った時ずっしりと重いものを選びましょう。軸が細くて、肩とお尻が張った扁平な形のものがおすすめです。

【保存方法】

水分の蒸発をおさえるために、新鮮なうちにビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に。1週間程度なら美味しく食べられます。日本梨は追熟しないので、できるだけ早く食べることをおすすめします。

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