ニュース配信

旬のおすすめ

旬のおすすめSEASONAL SPECIAL

バックナンバーはこちら

白菜

冬「白菜」

鍋ものには欠かせない冬野菜の代表選手「白菜」。日本古来の野菜と思われがちですが、中国を経由して日本に入ってきたのは明治初期のこと。豊橋市では、大正末期から栽培に取り組み、現在では生産量も品質も全国トップクラスとなっています。

冬の三河地方に吹く特有の北風によって、甘味がのって柔らかくなる「白菜」。年明け収穫のものは、1つ1つ結束(稲わらなどで頭部を縛る)作業を行い、結球を良くしたり、霜や風から中身を守ります。その結果、年明け時期の産地は豊橋の独壇場と言ってもいいくらいになります。

『食彩村』の「白菜」は、黄芯型が主流。葉の並びが良く重量感たっぷりで、煮物、鍋ものに加えて、サラダなどの生食、漬物用としても最適です。

部位によって多彩なメニューに

「白菜」は他の食材との相性も良く調理法もいろいろ。特色を生かしたメニューを楽しみましょう。外側のかための葉は炒め物やじっくり煮る料理に。内側の柔らかい葉はサラダや浅漬けに。軸は鍋料理やスープなどにどうぞ。

【栄養価】

ビタミンC、カリウム、鉄、カルシウム、食物繊維など

【効用】

ビタミンやミネラルがバランス良く含まれている「白菜」。ビタミンCとカリウムは水溶性なので、鍋やスープで煮込んだら、つゆごといただいてください。また、約95%が水分である上、100g当たり13kcal程度と低カロリーなので、ダイエットにも最適です。

【見分け方】

葉が詰まっていて、ずっしりと重量感のあるものを選びましょう。できれば丸ごと買った方が美味しいし日持ちもします。カットされたものを買う時は、断面が平らかどうかをチェック。カットしてから時間がたつと、芯の部分が盛り上がってきます。

【保存方法】

丸ごと保存する場合は、乾いた新聞紙にくるんで冷暗所に。根の部分を下にして立てて保存しましょう。寝かせて置くと重みのかかった部分から傷んでくることがあります。冬であれば、外の葉から順に使っていけば1ヶ月位は保ちます。カットしたものはラップに包んで冷蔵庫へ。

バックナンバーはこちら

pagetop