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スイカスイカ

夏「スイカ」

日本の夏の風物詩「スイカ」。みすみずしく、暑さで疲れた体をいやすのに最適な果物のひとつです。英語で「ウォーターメロン」と呼ばれるその名の通り約90%が水分なので、昔から砂漠地帯では水代わりとして重宝されてきました。

豊橋では昭和初期から『三河スイカ』産地の一つとして、渥美郡高師村(現在の豊橋市・天伯地区)で栽培が盛んに。昭和30年代〜40年代にかけて安定した栽培が可能となりました。

現在では『天伯スイカ』として、スーパーや青果店などの店頭をにぎわせています。

温暖な気候に恵まれた豊橋市南部から田原市にかけては、『祭ばやし777』などの品種が栽培されており、5月下旬から6月までに出荷されるのは主に施設栽培、6月中旬から8月に出荷されるのは主に露地栽培のもの。

甘みとシャリ感の調和のとれた味わいが人気です。

スイカ

栄養豊富な種。種だけを食べる地域も

日本では食べない「スイカ」の種。しかし世界的には、種を食べるのが普通という国や地域が多いのだそうです。中には種だけを食べる食文化を持つところも。「スイカ」の種には、リノール酸、タンパク質、ビタミンB、Eが豊富に含まれています。中国ではお菓子として食べられているとか。

【栄養価】

果汁の4〜6%が糖分。カリウム、カロチン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなど

【効用】

カリウムやシトルリンという成分の作用により、体内の老廃物などを体外に排出する利尿作用がある「スイカ」。むくみにも効果的です。赤い色素にはリコピンの抗酸化作用が含まれており、老化予防なども期待できます。果糖やブドウ糖はエネルギー転換が速いので、暑さで疲れた身体を癒すにはピッタリといえます。

【見分け方】

大きめで色ツヤがよく、シマがくっきりとしているものを選びましょう。カットしたものは、切り口がなめらかで、果肉と皮の境がはっきりしているものを。スイカの肩の部分を軽くはじいてみた時、乾いた音がして手に振動が伝わるものが食べ頃です。ただし、音で判断するのはかなりの経験が必要かも。

【保存方法】

鮮度が落ちやすいので、なるべく早く食べましょう。どうしても保存する場合は、ラップをかけて冷蔵庫へ。丸ごとのスイカは日陰で風通しの良い場所に置きましょう。

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