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絹さや絹さや

春「絹さや」

春から初夏のお料理に彩りを添える「絹さや」。しゃっきりとした歯ざわりとほのかな甘味で、煮物、炒め物、和え物、サラダ、椀種など、さまざまなメニューに活躍する食材の名脇役と言えるでしょう。

えんどう豆を早採りし、若いさやごと食べるのが「絹さや」。さや同士の擦れる音が衣擦れの音に似ていることから、その名が付けられたと言われています。豊橋市南部から渥美半島にかけては、全国有数の産地。ハウス栽培が多い「絹さや」ですが、温暖な田原市では露地物も栽培されています。

「絹さや」は、さやの中の豆が大きくなる前に収穫するのがポイント。花の開花後、長さ5cm位になったら、手作業でタイミングよく収穫していきます。ちなみに「絹さや」は、品種により白やピンクのかわいらしい花を咲かせます。

お料理での使い勝手が良く重宝する「絹さや」。他の豆類に比べてビタミンが豊富なのも特徴です。

彩りの鮮やかさと美味しさ、そして栄養価の高さを備えた豊橋・田原産の「絹さや」をぜひ味わってください。

絹さや

美味しく食べるポイント

「絹さや」をさらに美味しく、口当たり良く食べるための一工夫。さやの両側に付いた筋をていねいに取りましょう。まず、ヘタの部分を折って下に引き、そっと引くように筋を取り除きます。続けて先端をつまんで、逆側の筋を引いて取ります。

【栄養価】

カロチン、ビタミンB1、ビタミンC、カリウム、食物繊維など

【効用】

他の豆類に比べ、ビタミン類が豊富な「絹さや」。特に、生育の途中で摘み取られるため、ビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラスです。その他、免疫力を高めるカロチン、糖の代謝をコントロールし、疲労回復にも働くビタミンB1などが多く含まれた、栄養豊富な緑黄色野菜です。

【見分け方】

色が鮮やかでツヤがあり、さやの根元に付いているガクにはりのあるものを選びましょう。(ガクは痛みやすいため、輸入品の多くは出荷時にガクを取り除いています。)また、さやが薄く豆が小さいものの方が上質です。

【保存方法】

できるだけ早く使い切るようにしましょう。2、3日なら、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。冷凍保存する場合は、スジを取ってかために塩茹でし、すぐ冷やして水気を十分きってからポリ袋などで密閉して冷凍庫へ入れてください。解凍は熱湯にさっとくぐらせるか、凍ったまま炒める・煮るなどの調理をしてもOK。

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