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アールスメロン

夏「アールスメロン」

高級フルーツの代名詞・アールスメロン。マスクメロンと言った方が馴染みのある方が多いかもしれません。「アールス」の名前は、イギリスから導入された品種「アールス・フェボリット」から名付けられました。

アールスメロン

豊橋市では明治40年に研究用試作として栽培され、これが豊橋市・田原市の温室園芸のスタートだと言われています。現在、愛知県は全国有数のアールスメロンの生産量を誇るエリアに。この季節、渥美半島では道路沿いにメロン販売所がいくつもオープンし、ドライブ途中に立ち寄る観光客の姿がひとつの風物詩となっています。

アールスメロンの栽培方法はとてもデリケート。温室内の温度・湿度を徹底して管理し、高品質な果実を結ばせるために1本の樹から1個しか生産しません。このように手間と時間をかけて育てるからこそ『果物の王様』と呼ばれるのです。

アールスメロン

香り高いアールスメロン

マスクメロンの「マスク」は仮面と言う意味ではなく、「ムスク(musk)」つまり「ジャコウ」のこと。ご存知のように、ジャコウは香水やお香の原料に使われます。マスクメロンは品種ではなく、“特に香りが素晴らしいメロン”を表したネーミングなのです。

【栄養価】

カリウム、カロチン、ビタミンCなど

【効用】

メロンの主成分であるショ糖、ブドウ糖、果糖などは、すぐに体に吸収され、エネルギーとして活用されます。また、体内の水分バランスを整え利尿を促すカリウムは、血圧の上昇を抑える効果が。ワタの部分には血液の凝固を防ぐアデノシンが含まれ、動脈硬化や脳卒中の予防に効果的です。

【見分け方】

バランスの良い球形で、網目がくっきりと盛り上がり、均等に張ったものを選びましょう。同じ大きさなら重みのあるものを。

【保存方法】

果実の下部が柔らかくなり、ほのかな香りがたちこめる頃が食べ頃です。食べ頃になるまでは常温で保存し、食べる2〜3時間前に冷蔵庫で冷やすとおいしくいただけます。カットしたものはラップに包んで冷蔵庫へ。

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